2014/78月豪雨災害レポートNo.9

 

<広島市安佐南区、安佐北区>

今日91日、 被災地の安佐南区、安佐北区を走る可部線が開通しました。これで住民やボランティアの移動も少し便利になるのではないでしょうか。昨日は安佐北区の全域、 安佐南区一部で避難指示や・避難勧告が解除されました。やっと自宅に帰れる人、被害が酷くて帰れない人は避難所にとどまり、明暗が分かれています。

 今日91日から避難所である学校が再開しつつあります。それに伴い被災者は今後の先行きに不安を抱える人が多くいます。すでに触れましたが市内の県営、市営住宅など、一時ホテルなどに避難するという話が進んでいるそうです。

 

 また現場ではほとんど手つかずで、ボランティアもほとんど入っておらず、住民が少しずつ家の中のものを出している現場もあります。多く犠牲者をだした区域では、まるで3.11のような凄惨な場所もありました。あらためて、亡くなれた方には心よりご冥福を申し上げます。



 

八木町付近の被災現場では、神社の敷地が山からの土砂で押し流され、建物がぎりぎり残っている状態でした。その上には砂防ダムがあり、その効果もなく土砂の通り道となり、神社の境内を押し流していました。




 

さて今回ご縁を頂いた地元真言宗の薬師寺(高野派)のご住職・猪智喜さん、一畑寺(智山派)のご住職・佐藤丈倫さんと
そのお仲間で最大規模の梅林小学校の避難所入りました。また地元の
「特定非営利活動法人日本ホリスケア協会」の有志の方、
元消防士の方などで足湯をしました。




 
【足湯のつぶやき】
〜梅林小学校〜
・ライフラインが戻らないと何もできない。
・眠りたいと思っていても、ヘリコプターも飛んでいるし、人が多くてなかなか眠れない
・早く一人でクーラーのかかっている部屋で寝転びたい
・疲れた。男の力が必要。そろそろ他県のボランティアにも来てほしい。
・昼間は片付けが忙しい。夜は他の高齢者の方に気兼ねでなかなか自分のペースで生活ができず残念(眠れない)・・・
・仮の住宅が決まり、何とかがんばれそう。ゆっくり寝られそう。

 


 

 昨日、広島の活動を頼政に引き継ぎ、本日から本格的に被災地を回っています。引き続きご支援の程よろしくお願いします。

(文責:増島 智子)

 

 

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(*なお、申し訳ありませんが、どの被災地に活用するかは当方にお任せ下されば助かります。どうしてもご指定があれば、「丹波」「福知山」「広島」などとご記入下さい。)