2014/7・8月豪雨災害レポートNo.8
<広島市安佐南区、安佐北区>
今朝、安佐北区に出されていた避難勧告が解除されたようです。対象が10万人を越えます。自宅に帰りたいけど帰れなかった被災者にとっては、「ホッ!」とする情報ですが、一方でやはり、帰りたいけど不安なので避難所に残るという方もおられます。また、今後も台風などの影響がでる可能性がありますから心配です。
こうして落ちつかない被災者に対して、少しでも役に立ちという思いから、地元の企業が自発的に支援を展開しています。自動車ディーラー、ドラッグストアー、家電量販店、日曜員を扱うスーパーなどがボランティア派遣にとどまらず、生活支援に乗り出しています。
こうして被災地域内支えあい、助けあいが活発になるというのは、20年雨の阪神・淡路大震災でも見受けられたのですばらしいですね。このエネルギーが持続し、被災者復興の段階に入っても可能な限り持続されることを願います。
一方、被災でのボランティアは3000人を越えているようです。避難指示・勧告との関係で、支援の格差が生じていたようですが、一部とは言え冒頭の情報のように避難指示・勧告が解除されたことで、一気にボランティア活動が展開されることが期待されます。
被災地では、被災者自身が空き地を解放してボランティア拠点に提供されている被災者も現われ、自発的に、できることをするという地味な活動も見逃せない動きです。こういう動きも、被災地内には少なくないようです。
現地に入っている頼政・増島
+頼政家も、被災地域のお寺さんのご支援によって、効率的な支援活動が展開できています。そしてお坊さんたちは、やはり自主的「泥かき隊」をつくって、支
援活動を行っています。能登半島地震の際に結成された「真言宗足湯隊」の結成も時間の問題のような雰囲気です。
広島の水害支援については、当面頼政+頼政家を中心に、地元の関係者と連携しながら、継続して行きますので、今後ともご協力・ご支援のほどよろしくお願い致します。
(この間広島に派遣していた増島智子は、本来に東北支援のため岩手県に入ります。)
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