20147月・8月豪雨災害レポート.47

<広島土砂災害支援レポート>

昨年8月に土砂災害により大きな被害を受けた広島での支援活動を継続しています。
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2527日の3日間、再び広島に入り活動を行いました。


安佐北区復興連携センターすまいる主催のすまいるカフェin大林

26日には、安佐北区連携復興センターが主催する「すまいるカフェin大林」に参加しました。大林のカフェでの足湯は3度目になるので、久しぶりの参加でしたが多くの方が足湯につかってくださいました。大林地区では、住民が主体となってカフェの運営にも積極的に参加しており、総勢約40 名ほどがカフェに参加していました。

(カフェの様子)

住民の方々の中には、これから梅雨を迎えるにあたってまた山が崩れてくるのではないかということで不安になっている方もいらっしゃいました。カ フェの少し前にも雨が降ったようで、住民の方からまた崩れるのではないかという不安の声が上がってきていたそうです。

広島市の復興ビジョンでは、砂防堰堤の建設などが盛り込まれた計画になっていますが、ほとんどがハード面の整備のことしか書き込まれていません。その砂防堰堤も建設までは4年以上かかるため、住民の方々の不安は広がっています。

足湯に来てくださった80代女性は、「こんな風にみんなに会える場所がないから、こういうカフェはとても嬉しい」とおっしゃっていました。また、「家はとりあえず台所は使えるから。他はぼちぼち直します。命があっただけでもありがたいことです。」とおっしゃっていました。

今回のカフェには、同じ安佐北区の可部地区・新建団地の自治会の方々も参加しておられました。このように地域間での交流も始まっています。

カフェを取り仕切っている住民のNさんは、「ボランティアさんがたまに家にも来てくれてお話をたくさんするし、そういう付き合いがあると嬉しく なるしやる気も出てくるよ」とおっしゃっていました。
ボランティアが身近な存在として寄り添っていくことが大切だと改めて感じました。
                                                                           (頼政良太)

 

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