＜広島水害支援レポート＞
12月7日は、いつものように足湯をしていた安佐北区の「すまいるカフェ」にて、初めての足湯講習会を開催してもらいました。地域でボランティア活動に取り組んでいる団体の方や、地元の広島大学や広島国際大学、広島文教女子大学などの大学生が中心で約15人ほどが集まりました。

こうした大学生のボランティアは災害ボランティアセンターの頃から継続的にボランティア活動を行っており、地域の方々とも信頼関係ができて います。「すまいるカフェ」では何度も足湯を行っているため、住民の方々の間でも足湯が定着してきており、冬の時期ということもあって非常に好評です。

足湯ボランティアで聞く話の中には、「実は引っ越しをしているんだけど手が足りなくて大変」「災害にあってしまったけど、今住んでいるとこ ろはいいところだし住み続けたい」「今はアパートに住んでいるけど、もうすぐ出ないといけなくって・・・」といったさまざまなつぶやきがありました。こう した声をしっかりと聞き、そこから次の支援を考えていくことが必要だと感じています。

また、市営住宅や県営住宅、民間のアパートなどに避難している方々への支援がなかなか進んでいません。こうした方々の声を聞く機会を作って いかなければいけないのですが、今のところほとんどできていません。こうした課題に対して様々な団体の連携の中で解決策が見つけ出せるような情報交換や意 見交換が必要ではないかと思います。
                                                               （頼政　良太）

 

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