2014年7月・8月豪雨災害レポート.39
<丹波報告>
次回は11月3日に「炭焼き&竹切り」に行きます。希望者は連絡下さい!!昨日は、秋晴れで日照りが強く、だいぶ日焼けしました。もっとも被害の多かった前山地区の運動会が、延期されていたのですが、やっと昨日できたようです。
そして、私たちが取り組んでいる画期的な「移動式高速炭化炉」は、順調に動くことが確認できました。ほんとに、炭化率100%なのには驚きです。普通の窯なら、成功率100%にするにはかなりの熟練が必要ですが、この炉は誰でも操作できます。是非、見学を兼ねてこの優れものを体験してみてください! (特に、竹林公害でお悩みの方は大歓迎です。)
(上野智彦)
<広島水害報告>
この週末は、安佐北区復興連携センターすまいる(安佐北区社会福祉協議会)さんが開催した「すまいるカフェ」にお邪魔しました。可部地区の集会所に足湯も参加させて頂きました。お茶を飲みながら、おそばを頂きながら久しぶりの顔にも出会えて、心も和みます。自宅の大きな部分の泥だしに目途はついてきたものの、田んぼや細かいところの泥出しや、拭き掃除はまだまだ続いています。
足湯は好評でした。つぶやきの中には、「もう手が肩まで痛くなって、掃除もやめた」「家の書類は一切流され、何も残ってないよ。夜は眠れない」「家の片付
けに来る人によって対応も違って困った」「また、こんなカフェしてくれるんかな〜。なかなか集まれないし、こういう風に集まれるのはいいよね」などのつぶ
やきが聞こえてきました。
途中からは、干し柿作りが始まりました。こんな季節を感じられるのもありがたいことですね。自然に感謝しながら、慈しむことも忘れてはいけないですね。今年はおいしそうな干し柿が食べられそうです。
夕方は八木小学校でピースボードさんと一緒に炊き出しと足湯をさせてもらいました。久しぶりに避難所以来再会した女の子が元気でいてくれて、被災直後にプ
レゼントしたまけないぞうも可愛がってくれていました。今日も足湯をしてご機嫌でした。「あ〜やっぱ気持ちいい」と。。。
い つも来てくれているご夫婦は、旦那さんがいつも足湯をしてくれます。今日は奥さんが初めて足湯をしてくれました。その時に「災害にあって辛いことももちろ んあったけど、その事で近所のみなさんと支え合い、つながることができました。災害も悪いことだけでなく、いいこともあったよ」と。また旦那さんは「もう2ヶ月経ったんだよね。あっという間だったよ。家も全壊で、最初はなかなか家も入れなく1ヶ月が過ぎてやっと家を解体したんだよ。それまでは長かったな」。あっという間なようで、長かったような、遠い昔なような」それぞれのこの2ヶ月ですね。でもたった2ヶ月なんですよね。
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*お手数ですが、通信欄に「2014、7月8月豪雨水害」と明記下さい。
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0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター
(*なお、申し訳ありませんが、どの被災地に活用するかは当方にお任せ下されば助かります。どうしてもご指定があれば、「丹波」「福知山」「広島」などとご記入下さい。)