2014/7・8月豪雨災害レポートNo.16

＜広島県安佐南・安佐北区＞

◆昨日（7日）は、午前中に安佐北区の桐原地区に向かいGAKUVOの学生ボランティアと活動をしました。今日は私の弟も参加してくれました。桐 原地区では、農業用水のための溝が土砂で埋まっておりそれを撤去するという作業の予定でしたが、そちらは既に片付いたとのことで、別の田んぼにつながる溝 を掘る作業と庭の池が土砂で埋まってしまっているため、その池の泥を取り出す作業を行いました。池では錦鯉を飼っておられたそうで、立派な錦鯉が別の水槽 へうつされていました。この錦鯉は国道54号線沿いにある養鯉業者の方から買ったそうですが、その養鯉業者の方も今回の水害で被害を受けてしまったようです。

◆午後からは佐東公民館で真言宗の僧侶のボランティアさんたちと日本ホリスケア協会のみなさんと共に足湯ボランティアを行いました。今日は約10名の方に来ていただきました。近くの中学生がボランティアで避難所に関わっており、子どもたちの遊び相手などをしているようです。
夕方になると避難所に帰ってくる方々もいますが、表情は人それぞれで中にはかなり疲れた様子の方も見受けられます。集団生活のストレスと家の片付けなどの疲れがかなりたまってきているのではないかと思います。

＜被災者のつぶやき＞

◆「被災で1Fが被災。仕事は休んでいる。食事は支給の弁当等をいただいている（台所が被災しているため）」（30代女性）

◆「車が2台流され駄目になった。家族で避難している。5kgやせた」（50代男性）

◆「夜は眠れるけど、朝方何度も目がさめる」（10代　女性）

◆「冷蔵庫が入ったらすぐ戻りたい。家の布団で寝たい」（40代　女性）

◆「いつもは冷たい弁当ばかりなので、炊き出しで暖かいご飯が食べられるのはうれしいです」（70代　男性）

◆「（家の）抽選にあたってほしい」（60代　男性）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（頼政 良太／Ryota Yorimasa）

（連絡先）被災地NGO恊働センター

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　　＊お手数ですが、通信欄に「2014、7月8月豪雨水害」と明記下さい。

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0068556／受取人名：ヒサイチNGOキヨウドウセンター

（＊なお、申し訳ありませんが、どの被災地に活用するかは当方にお任せ下されば助かります。どうしてもご指定があれば、「丹波」「福知山」「広島」などとご記入下さい。）