2014/78月豪雨災害レポートNo.13

 

 

<兵庫県丹波市>

819日にボランティア・センターが開設して以来、駆けつけたボランティアが1万人を突破しました。ボランティアの受付は16日まで延長です。
一方、「8月豪雨災害」で被害を受けた農地被害に激甚災害が指定された。丹波をはじめ総額で100億円を超える見込み。

 

<広島市安佐南区、安佐北区>

昨日4日 は、午前中は安佐南区の災害対策本部にお邪魔しました。安佐南区の避難所での炊き出しを災対で調整しているようでした。し かし、小学校は火気厳禁のため炊き出しは出来ないという事で、佐東公民館に集中していました。ピースボートのスタッフがキッチンカーでの炊き出しを提案し たところ、それは助かるというような感じでした。しかし、現場担当者の裁量によって炊き出しも受け入れてもらえるところと受け入れてもらえないところがあ るようでした。


午後からは梅林小学校で足湯ボランティアを行いました。今回は、日本ホリスケア協会さんと国際ボランティア学生協会(IVUSA)と共に足湯を行いました。IVUSAは本日のボランティアセンターの活動が中止になったため、足湯のお手伝いとして来てくれました。梅林小学校では合計30人くらいの方に足湯を行いました。梅林小学校では、授業再開のめどがつかないため避難者を共立病院へ移動させるという話も出ています。大学生も多かったためか子どもたちがたくさん足湯をしてくれました。




 夜は鈴木+頼政とで18時〜2015分 ごろまで佐東公民館で足湯を行いました。やはり夜の時間帯に帰ってこられる方が多く、比較的若い方も 今日は来てくださいました。お話を聞いていると、緑井地区は転勤族の方が多く4月から転勤してきたばっかりで被災したという方もおられました。こうした 方々は会社から引っ越しするようにといわれているそうで、もうすぐ別のアパートへ引っ越されるそうです。今回の被災地は元々の地の方とこうした新しい住民 とが入り交じっている地域が多く被災しています。ここ(佐東公民館)での足湯は、夜に行ったからか大変好評のなので、今後も続けたいと思います。


(まけないぞうをプレゼントして貰った
小学生の女の子。この手芸品「まけないぞう」は「3・11」で津波の被害を受けた被災者が作ったものです。)


明日は引き続き梅林小学校での足湯を実施致します。今日の夕方の小学校の会議で、足湯も火気厳禁でお湯を沸かすことが禁止されたので ピースボートのキッチンカーに協力していただき、お湯を沸かすことになりました。

◆ 先述の佐東公民館での足湯には、地元の真言宗青年部の僧侶が手伝ってくれています。鈴木は曹洞宗の僧侶なので、真言宗と曹洞宗のコラボ足湯ということにな りました。一般的に僧侶はお話が上手なので、足湯の来られた被災者も「楽しい時間。ストレス発散になりました。」と喜ばれたようです。なお鈴木は今朝早 く、佐賀の自坊に戻りました。


鈴木さん、真言宗のみなさんとのコラボはどうでしたか? お疲れ様でした。

被災者のつぶやき
・「4月に転勤してきたばかりで、まさかの被災。学校の通学路が危険だからせっかく(子どもに)友達も出来てきたばかりだけど転校だね。」

・「私は元気だから家を見に行ったけど、何にも出来なかった。頭がおかしくなるんじゃないかと思った。東北の方々の気持ちがわかりました。」

・「公民館の避難所はクーラーが一晩中つきっぱなし。全館で管理しているんだと思う。そのせいですごく寒くて和室だけ止めることができるんだけど」

・「家の掃除をするのに水圧で片付ける機械(高圧洗浄機)が欲しいんだけど、買っても持て余すし、どこかリースが出来ればいいんだけどねぇ高いからねぇ」
                                 (頼政 良太/Ryota Yorimasa

 

 

 

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  *お手数ですが、通信欄に「201478月豪雨水害」と明記下さい。

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0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター

(*なお、申し訳ありませんが、どの被災地に活用するかは当方にお任せ下されば助かります。どうしてもご指定があれば、「丹波」「福知山」「広島」などとご記入下さい。)