2014/78月豪雨災害レポートNo.11
 
 
 <広島市安佐南区、安佐北区>

 

92日の頼政レポートです。

この日は、主に可部東6丁目と桐原地区の視察に行きました。こちらの地区は831日の日曜日に避難指示が解除になったばかりで、まだ手がついていなかったりボランティアを求める看板が設置してあったりしました。



可部東は新興住宅地で、山を切り開いて作った団地であり住民の方によると約40年 前くらいから開発が進んだ地域のようです。地区の中には新建(しんだて)という地区があり、ニュータウンとして開発されたことがよくわかります。この団地 の中にも石垣で作られた段々畑(棚田)があり、その石垣は立派に残っていました。一方、コンクリートで作られた壁は多くの場所で崩落しており、先人たちの 石垣が理にかなったものなんだと感じました。またこの石垣は畑や田んぼであり、本来人が住まない場所だったのだろうと思います。



 

  また、被災地では高校生災害復興支援ボランティア派遣隊という高校生のボランティアチームも活躍しています。他にも地元の有志が小学校区や自治会区などの 小さな単位で、自主的に立ち上げた民間のボランティアセンターも多く存在しています。このように自主的なボランティア活動が行われ、多様な細かいニーズに 応えられれば、きっと取りこぼしは少なくなるでしょう。

今回被災地では仮設は建設されず、すべてみなし仮設に引っ越しするようです。そのバラバラになった被災者の人たちのフォローはそうした草の根のボランティアの力が欠かせないと思います。
 

 今晩から、強い雨が降る予報になっているので、作業においては2次災害には十分に注意して活動し、これ以上被害が広がらないことを願うばかりです。

 

<関連の動き> 

今日3日、広島市長がこれまで原則、広島県内からの参加に限っていたボランティアを全国から受け入れる方針を表明しました。昨日、避難指示が全面解除され、勧告の区域が減少されたためです。

また、昨日2日のニュースでは全壊世帯だけでなく一部損壊も含むみなし仮設住宅5900戸用意するという方針を打ち出しました。

 

<兵庫県丹波>

 丹波では、災害で発生した流木を新エネルギー活用プロジェクトとして活用しています。

その一例が「木の駅プロジェクト」です。木の駅とは山の手入れが行き届いていない里山に住民たちが間伐を行なった林地残材などを軽トラックで運搬できる長さに切断(1.8)し、市内指定場所 に搬出。それを同会が買い取り、地域通貨[里山券]を発行し、市内の小規模商店にて利用する。という仕組みで、近畿初の試みとなる、森林整備と地域経済の 活性化を目的とした林地残材収集システムです。山と人を、つなぎなおす仕組みの一つとして、地域をつなぐ手段の一つとして事業だそうです。災害の流木がこうして生かされ、地域に循環していくすばらしい取り組みです。      

(文責:増島 智子)

 

 

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(*なお、申し訳ありませんが、どの被災地に活用するかは当方にお任せ下されば助かります。どうしてもご指定があれば、「丹波」「福知山」「広島」などとご記入下さい。)